生理的に金を払いたくないもの

海外旅行で、日本人には、それこそ生理的に金を払いたくないものがいくつかある。


その中でも、トイレで金を払うなんて、と、嫌悪感すら持つ人がいる。


それは、いま、自分の行ってきた行為と直結するから、妙にそれに金を払うことにこだわるのだろうが、それは考えないほうがよい。


だいいち衛生上よくない。


あたりまえにトイレを使って、出てくるときにいくばくかの小銭をおいてくる、というのは、ヨーロッパあたりではごく普通の考え方だが、中にはひどいのもある。


これは一種の使用料、という考え方なのでしょう。

トイレでのチップのコツ


海外に行くならこれを覚えておきたい。


外国へ行くと、トイレのチップに困るという人が多い。


しめしめ、番人はいないな、と抜き足差し足出ようと思ったら、いないはずの番人がこわい顔してちゃんとすわっていた、という経験をお持ちのかたは多いと思う。


たかがほんの小銭だから、チップに臆せず、行きたいときにトイレを使えばよさそうなものを、いいわ、がまんするわ、お金がいるんでしょ、とホテルのロビーで青い顔して頑張っているご婦人がいるが、それこそ体に悪い。


かたわらには有名店のショッピングバッグが所狭しと異常なまでに並べられています。


その隣でトイレをがまんして、それも超一流の装いをした人がうーんと踏んばっているのはどうしたことか。


車持ちが、どうにかして駐車代を払いたくないと、デパートに駐車して、いりもしないものを買ってくるケースと、これは似ています。

前回の続きですが・・・

あとで聞いたら、この1ドルは、海外旅行者が、ホテルで支払うのにはやっぱり少なすぎるということでした。


旅行者ということが一目瞭然の場合、また外国人の場合には、地元の連中よりも少し多め、それもやりすぎず、多少の上のせくらいの気分がいい。


そういうことになれば、十パーセントからやや上のせとして、まちがいのないところ、十五パーセントというわけか。


それも、いかに地元とはいっても、ちょっと気どったホテルのレストラン、ということになれば、いつもよりややはずむ人もいるから、チップの件に関してだけは、人の言うことをうのみにはできない。


その場の空気をいちはやくつかんで、その動きに応じて、微妙にその額を決めるべきで、ほかの章でも力説するが、チップはけっしてやりすぎないほうがスマートで石油成金がチップに札ビラ切るのは、その一行の風体にも似合ってるし、バランスがとれてると思うが、さして裕福そうでもないどちらかというと、貧弱な部類の日本人が、札ビラを切るのは、アンバランスです。


適当なるチップはいわば一種の美学で、役者がその空間、時間で、美しいせりふをものしたような、充実感を持つはずです。


そのチップに酔えるようになれば大したものだが、それにはまだまだ場数が足りない。


そう考えながら、私は経験を重ねていった。

チップ

海外ツアーで訪れたあるホテルのレストラン。


ここでは、勘定の総トータルが精算書の最下段に書きこまれる。


そこで客は、その総トータルの額とにらみ合わせて、ウエイターに対するチップを考える。


そしてその精算書をひっくり返すと、その裏側にちゃんとチップの額を書きこめる欄が設けてあります。


18ドルくらいの勘定だった。


アメリカ人の友人から、このへんのチップの感触は聞いていました。


つまり、いくら勘定の10パーセント。


15パーセントとはいっても、10ドル超したら1ドルでいいと。


そこで私は精算書の裏側に1ドルと書いた。


「サンキュー」と言って笑顔で受けとりながら、ウエイターはちらりと裏側を見た。


とたんに笑顔は消え、きゅっと引き締まった顔になった。


このへんの一部始終を見ておかないと、チップの機微はつかめない。


こういうときには、居たたまれないこともあるが、これも体で覚えることと、じっと耐えて事の成り行きを見守る。


こういう場合のウエイターは、この精算書を持ってすぐキャッシャーへ行き、裏側のチップの金額だけはそれこそキャッシュで、その場でその精算書と引きかえでもらってくるらしい。


こういうシステムは、泊まりの客が現金を持たなくても飲食できるし、チップをもらう側としても、すんなりと現金がその場で受けとれる。

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はじめまして。


今日から海外旅行などに関するブログを始めました。


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さて、アメリカでは、コーヒーショップやレストランはサービス料を計算書に加えてこない。


一ドル出して、税金つき九十五セントの飲み物をとったとする。


そこで五セントのつりがくるので、そのままおいといたら横目で見たウエイトレスは、瞬間ぎらりという鋭い目でその五セントをにらみつけた。


バカにするな、というところでしょう。


こういう場合には、少なくともあと十セント加えておいとけば、その目も多少やわらかくなるということを、あとで知った。